デジタル化されたイメージを自由に表現

金属のレーザーカットは、デジタル化されたイメージを正確に効率的に造形することが可能です。プレス加工では難しい中抜きや細いデザインを自由に表現できることが特徴です。金型を必要としないので、初期コストを抑えることができますので、試作品の制作や少量生産に最適です。

レーザーカット加工

レーザーカットとは、レーザーで金属を切断したり、切り抜く加工方法です。糸のこで金属を切り取る作業をレーザーで行うものです。糸のこでは相当な時間を要する金属の切り出しを、非常に短時間で行います。複雑なデザインを量産することが可能です。イメージした表現を忠実に再現します。

取扱可能な素材

真鍮とシルバーが中心ですが、鉄やステンレス、銅、洋白といった金属の加工も可能です。ただし、それぞれの素材で切り抜く厚みに限度がありますので、ご注意ください。厚すぎては切れませんが、薄すぎても変形するため加工が難しくなります。

<板厚の範囲>

真鍮:0.3mm – 1.2mm

銀(シルバー):0.3mm – 0.6mm

鉄:0.3mm – 3mm

ステンレス:0.3mm – 1.2mm

レーザー加工のメリット

レーザー加工のメリットは、何よりも手軽さにあります。描いたイメージを図面に起こすだけで、短時間で忠実に造形してくれます。また、図面に変更を加えるだけで、修正を繰り返すこともできます。試作品を手直ししながら、理想の形に仕上げる作業を効率的に行うことが可能です。手軽に短時間で自分のデザインを形にしたいというニーズにぴったりな加工方法です。

また、比較的自由な表現が可能です。プレス加工では、内側を切り抜いたり、細かいデザインを切り出すことができません。その点、レーザーでは、細かいところまでイメージを再現することが可能です。

試作品制作や少量生産においては、コスト面でもプレス加工に比べてお手軽です。プレス加工時に必要な金型を作る必要がないため、初期費用を抑えることができます(ただし、生産が一定量を超える場合には、プレス加工の方がトータルコストは低くなります)。

コストの目安

レーザー加工のコストは、その加工時間に比例します。例えば、切り抜きについては、1分間の加工で400円〜(税抜き)をベースに料金を設定しています。加工時間は、作品のサイズ、板厚、またデザインの細かさで増減します。そのため、実際に切り出してみないと加工時間がわからないため、最初に試作品(サンプル)制作(有料:6000円〜)を行った上で、量産のお見積もりを差し上げることになります。量産は、最小ロット20個より承っています。

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